座禅会 充実した一日一日

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新年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。

本日は、第2土曜日で、恒例の座禅会を開催いたしました。

今回は、初参加の方、4名を含め、16名の方がご参加くださいました。

ご参加いただきましてありがとうございました!

25分の座禅を2セットした後、お話をさせていただきました。

本日のお話は、「一年の計は元旦にあり」の話。

由来としては3つあるようです。

1つめは、中国、明の時代の「月令広義」という伝統的行事・儀式・しきたりの解説本

2つめは、毛利元就が長男隆元へあてた手紙の言葉(1558年)

3つめは、江戸時代の仮名草子「百物語」の9番目、白楽天(772-846)の言葉

1つめの「月令広義」にはこうあります。

「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」

2つめの毛利元就はこう言っています。

「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり」

3つめの白楽天(白居易ともいい、中国、唐の時代の詩人)はこう言っています。

「一日計在鶏鳴 鶏鳴不起日課空、一月計在朔日 朔日不立一月空、一年計在陽春 陽春不耕秋実空」

時代から言えば、白楽天の言葉が古く、理由についても述べられています。

一日は一番鶏が鳴く早朝に起きなければその日の日課が空しいものとなる。

一月の初めの朔日(ついたち)に計を立てないなら一月が空しいものとなる。

一年の陽春(陰暦正月)に田畑を耕さないでおいたら秋の実りは空しいものとなる。

その年、その月、その日を無駄に過ごして空しい気持ちにならないように、大事に過ごす。

そんな戒めの言葉が、ギュッと凝縮して、

一年の計は、(一年の初めの正月の初めの朔日の朝の)元旦にあり。

となったのではないでしょうか。

室町時代の禅僧、一休さんの歌にこうあります。

「明日ありと思う心にほだされて今日もむなしく日を送りけり」

また明日があるから明日でいいという思いに束縛されて、今を精一杯生きられていない。

今日行いました坐禅は、禅定力、今ここの自分に集中する力、を養うものです。

これからも坐禅を継続して、充実した一日、一年、一生にしてまいりたいですね。

このような話をいたしました。

お話の後、参加者の皆さんには、お茶とお菓子をお持ち帰りいただきました。

それでは、本年も坐禅会をよろしくお願いいたします!

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