座禅会 12月8日は何の日?
12月に入り、日中も肌寒く感じることもあり、冬の到来を感じます。
観音寺のドウダンツツジの紅葉も終わりに近づいております。
2016年もあと3週間ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて本日は、第ニ土曜日で座禅会が開かれました。
初参加の方3名を含め、17名のご参加をいただきました。
お寒い中ご参加いただきまして、ありがとうございます!
ストーブを入れての、25分の座禅を2セットしまして、茶話会となりました。
本日の話は、臘八大摂心(ろうはつおおぜっしん)の話。
臘とは臘月(12月の別名)、八とは8日、大摂心とは摂心(ひたすら坐禅すること)の中でも厳しいものです。
お釈迦様は菩提樹の木の下で7日間坐禅をされ、12月8日の明け方に悟りを開かれました。
そのお釈迦様にならって、禅宗の修行道場では、12月1日から12月8日の明け方まで、
お寺の門を閉めきって、不眠不休の坐禅週間に入ります。
その臘八大摂心で体験したことを参加者の皆様にご紹介させていただきました。
坐禅で無心に座ることが、日常の掃除や仕事などにもいい影響が出てまいります。
これからも坐禅を継続なさって下さい。
このような話をいたしました。
また来年も、観音寺坐禅会をなにとぞよろしくお願いいたします!
昨日の坐禅会、ありがとうございました。
雲水さんは厳しい修行をされるのですね。
感心いたしました。
今、「知っておきたい日本の名僧」という本を読んでいます。
坐禅会にご参加いただき、有難うございました。
修行は厳しかったですが、周りの皆様の支えがあってこその修行でした。
お寺の事情で早く下山する者もおりましたが、短い期間でも真剣にやった人は大きな変化がありました。
今、新たに読まれている本も良い本のようですね。
宗教は「安らかな心となる」という頂上は同じでも、登り口がいくつもあります。
論争をしてはならないと言われたお釈迦様ですから、他宗派・他宗教にも寛容になれる良い本だと思います。
また、坐禅会で、お待ちしております!