座禅会 臨済禅師の言葉

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9月に入りましたが、暑い日々が続いております。

それでも、境内には、秋の花である芙蓉が開花し、秋の到来を感じます。

さて、本日は、雨が降る中、第2土曜日恒例の座禅会を開催いたしました。

初参加の方、5名を含め、20名の方がご参加くださいました。

雨の中、ご参加いただきまして、ありがとうございました。

今回も、ソーシャルディスタンスを確保し、マスクを着用していただきました。

お経のほうも、参加者の皆様には黙読していただき、私はマイクで唱えさせていただきました。

そして、25分の座禅を2セットした後、マイクで、お話をさせていただきました。

本日のお話は、臨済宗の宗祖、臨済禅師の言葉。

「随処に主と作れば立処皆な真なり。境来れども回換し得ず。」

「どこででも自己が主人公となれば、立っている所はすべて真実である。どんな境がやって来ても、君たちを引き回すことはできない。」

本来持っている自己、自他・損得を離れた仏心で生きれば、周りに引きずられない主体的な生き方ができる。

この臨済禅師の言葉をご紹介して、お話しさせていただきました。

お話の後、参加者の皆さんには、お茶とお菓子をお持ち帰りいただきました。

来月の10月に入りますと一段と涼しく座禅しやすい季節となります。

来月の座禅会も、またお越しください!

芙蓉(ピンク一重)

酔芙蓉(八重)

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2 Responses to “座禅会 臨済禅師の言葉”

  1. 木舟 より:

    今月もお世話になりました。
    和尚さんが近所の人に作業を依頼され、すぐに作業をされたという体験談で
    「私なら、我が身かわいさに腹を立てて断っていたかもしれない…」と恥ずかしくなり猛省しました。
    相手の言葉に余計な妄想を働かさないよう『主人公』を忘れないようにしていきたいと思います。

    • 住職 より:

      コメントありがとうございます。
      我が身かわいさで、妄想がぽつぽつ出てきますね。
      そんな時には、座禅の時のように呼吸をととのえてから行動に移していかなければという思いでおります。
      日々修行だなあと思う毎日ですが、お互い頑張ってまいりましょう。

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