座禅会 日常の工夫

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9月に入り、朝晩涼しさを感じるようになりました。

境内では、芙蓉が開花しております。

さて、本日は、第2土曜日恒例の坐禅会が開かれました。

初参加の方4名を含め、21名様がご参加くださいました。

たくさんのご参加ありがとうございます!

そして、いつものように25分の座禅を2セットして、茶話会です。

本日の話は、中国の唐の時代の禅僧、大珠慧海(だいじゅえかい)禅師の言葉。

 

「飢え来れば飯を喫し、困じ来れば即ち眠る」

腹がへったら飯を食い、疲れたら眠るという意味です。

意味は難しくない、当たり前のことを言っております。

しかし、私達がこれを本当の意味でできているかどうか。

坐禅を日常に活かす工夫、日々継続できるよう工夫してまいりたいですね。

こんな話をさせていただきました。

来月の坐禅会も是非お越しください!

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3 Responses to “座禅会 日常の工夫”

  1. はひ より:

     坐禅を日常に活かすこと、難しいですね。毎日坐禅を10分行っておりますが、なかなか……。煩悩が多くて。
     坐禅会ありがとうございました。また次回を楽しみにしています。

    • 副住職 より:

      日常での工夫は難しいですね。ですが、毎日10分の坐禅を日課とされて、素晴らしいです。
      「継続は力なり」ですので、継続された分の成果が必ず出てくるはずです。
      修行道場での話ですが、修行僧は、坐禅以外で掃除する時なども、老師からいただいた禅問答を考えます(頭で考えるのではなく、禅問答と一つとなる)。
      例えば「趙州無字」という禅問答ならば、趙州和尚が「無」と答えた心境は何かと考え、修行僧は「無」「無」と心で唱えながら掃除します。
      そうすることで、色々な雑念が入る隙間もなくなります。禅問答の答えがハッと分かる時も来ます。
      ですから、日常で雑念が出て集中できない時は、心の中で「無」「無」と長く息を吐きながら唱えると、やるべきことに集中しやすいと思います。
      また、次回の坐禅会もよろしくお願いします。

  2. はひ より:

     たねになることを教えてくださいまして、ありがとうございます。さっそく実践してみたいと思います。

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