座禅会 今日の自分をやり切る

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早いもので、今年ももう4月で、春本番を迎えました。

新しい学年や新しい職場になられた方もいらっしゃるでしょう。

環境が変わり緊張することもあるかと思いますが、自分自身の成長を楽しみに頑張って下さい。

さて、本日は、第1土曜日に座禅会を開催いたしました。(他のお寺さんの法要に出席のため)

ご参加くださった方、ありがとうございました!

いつも第2土曜日に来てくださる方、すみませんでした。

25分の座禅を2セットした後、お話をさせていただきました。

本日のお話は、白隠禅師と柳生宗矩の話。

江戸時代、臨済宗を中興した白隠禅師。

そんな白隠禅師のもとに入門した2人の修行僧に白隠禅師は言いました。

「この寺は貧乏寺で、おまえたちの食べるものはないから明日から托鉢に出るように。」

翌朝はあいにくの大雨で、2人は仕方なく雨が止むのを待っていました。

すると、白隠禅師が竹箆(しっぺい)を持ってやって来て、2人に言いました。

「おまえたち、ここで何をしておるのだ?」

「雨風が強くて、どうしようかと迷っていたところです。」

「この意気地なしめ!東海道を見ろ。雨が降っても行き来する人はいくらでもおるわ。

早く托鉢に行ってこんか!グズグズしておると打ちのめすぞ!」

2人は急いで網代笠をかぶりカッパを着けて、村へと托鉢に出かけました。

夜まで一生懸命に托鉢して米麦七、八升を持って帰るのを見て、白隠禅師は、

「これからもこのようにやっていくのだぞ。」とうれしそうに言いました。

自分の心しだいでその日その日が大きく変わるとご指導くださったのだと思います。

江戸幕府の剣術指南役をつとめた柳生宗矩は、剣術を極めるために禅の修行をしました。

沢庵和尚に禅の指導を受け、剣術を極めることができた柳生宗矩の言葉にこうあります。

「人に勝つ道は知らず。我に勝つ道を知りたり。」

禅の道も剣の道も、人との勝ち負けではなく、自分自身に打ち克つことを大切にします。

自分がやるべきと思っていることは、それを邪魔するような雑念が湧いても、やり切っていく。

そうすれば、あの時やっていればという後悔もない、清々しい毎日になるでしょう。

自分自身の雑念を吹っ切って、今日の自分をやり切っていきましょう。

このような話をいたしました。

お話の後、参加者の皆さんには、お茶とお菓子をお持ち帰りいただきました。

来月の座禅会は、第2土曜の5月9日の開催です!

来月はどんな花が咲いているでしょうか。

是非また座禅会にご参加ください!

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