座禅会 どんな時も今を生きる

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4月に入りまして、春の花々が色とりどりに咲いております。

遅咲きの桜、椿、ミツバツツジ、ドウダンツツジなどの花たち。

春爛漫といった感じです。

さて、本日は、第2土曜日で、恒例の座禅会を開催いたしました。

14名の方がご参加くださいました。

今月もご参加いただきありがとうございました!

今回も、ソーシャルディスタンスを確保し、マスクを着用していただきました。

お経のほうも、参加者の皆様には黙読していただき、私はマイクで唱えさせていただきました。

そして、25分の座禅を2セットした後、マイクで、お話をさせていただきました。

本日のお話は、禅語「風吹不動天辺月」のお話。

風 吹けども 動ぜず 天辺の月 と読みます。

風が吹いても天空の月は動かない。

風が吹けば、草木は大きく揺れ動くのですが、お月さんは動かずに輝いています。

そんな自然の情景で、私達の心のあり方を指し示している禅の言葉です。

仕事でも家庭でも、順調な日、ほめられる日もあれば、不調な日、怒られけなされる日もある。

そんな時に私達の心は、簡単に揺れ動いてしまうのではないでしょうか。

上機嫌になって調子に乗りすぎたり、不機嫌になったり落ち込んだりします。

そんな時は、坐禅の時の呼吸のように、ゆったりとした呼吸をしましょう。

そして、心を落ち着け、自分を冷静に見て、平常心で、今できることに集中しましょう。

そうすることで、順調な時も、不調な時も、その時を精一杯に生きられる。

自分を活かしきることができるのではないでしょうか。

貴重な一日一日をしっかりと生きていきたいですね。

このような話をいたしました。

お話の後、参加者の皆さんには、お茶とお菓子をお持ち帰りいただきました。

来月も座禅会に是非ご参加ください!

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