座禅会 日々の積み重ねの先に

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3月に入り、日中、暖かさを感じるようになりました。

境内の梅も開花しております。

寒い冬からようやく春になりました。

さて、本日は、第2土曜日で、恒例の座禅会を開催いたしました。

このたびは、初参加の方を含め、14名の方がご参加くださいました。

3か月ぶりのお寺での座禅会にお越しいただき、ありがとうございました。

今回も、ソーシャルディスタンスを確保し、マスクを着用していただきました。

お経のほうも、参加者の皆様には黙読していただき、私はマイクで唱えさせていただきました。

そして、25分の座禅を2セットした後、マイクで、お話をさせていただきました。

本日のお話は、四十二章経の一節の話。

仏教の修行する上での教訓を説いた四十二章経にこう説かれています。

「私の弟子は、たとえ私から数千里離れていたとしても、忘れることなく修行すれば、必ず仏の道を完成できる。

しかし、たとえ私のそばにいたとしても、修行を怠れば、いつになっても仏の道を完成できない。」

お釈迦様の教えはお釈迦様が亡くなられても残っていて、仏弟子である私も実践し続けることが大事です。

また、先代の和尚が観音寺を心癒される花の寺にしたいという思いを私はそばで見てきて、先代が亡くなった後もその思いを忘れずに実践し続けることは大切なことだと思っています。

どちらも完璧にしていくことは困難ですが、今の自分にできると思う事のもうひと頑張りを積み重ねていくことで素晴らしい未来が開けていくと信じております。

先が見えない時代ですが、素晴らしい未来を願い、今の自分にできるもうひと頑張りを続けてまいりましょう。

このような話をいたしました。

話が終わりますと、参加者の皆さんには、お茶とお菓子をお持ち帰りいただきました。

来月は、すっかり春本番を迎えている頃。

早咲きの河津桜が散って、遅咲きの桜が咲いている頃かと思います。

また、来月の坐禅会も是非お越しください!

早咲きの河津桜の開花

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