座禅会 仙厓さんの禅話

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11月に入り、紅葉の季節となりました。

観音寺のモミジやドウダンツツジも色づいています。

さて本日は、第ニ土曜日で座禅会が開かれました。

初参加の方5名を含め、26名のご参加をいただきました。

今月もたくさんご参加くださいまして、ありがとうございます!

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25分の座禅を2セットしまして、茶話会となりました。

本日の話は、江戸時代の禅僧、仙厓さんの話でした。

仙厓さんは、「博多の仙厓さん」と親しまれ、禅の教えをユニークな絵や歌でも表現しました。

そんな仙厓さんの頓智の利いた逸話を2つご紹介しました。

くよくよしている人に絵と歌で励まし、悪業を重ねる人を一計を案じて目を覚まさせた仙厓さん。

私達が元々持っている、今を無心に生きる仏さんの心に気づかせようという仙厓さんの思いを感じます。

坐禅であれこれ考えず無心で坐ったことを日常生活に移っても活かし、無心の生活をしていきたいですね。

そんな話をさせていただきました。

境内のドウダンツツジの紅葉は、来月にかけて、ますます色鮮やかな紅葉になってまいります。

来月も座禅会に是非お越しください!

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4 Responses to “座禅会 仙厓さんの禅話”

  1. はひ より:

    坐禅会、ありがとうございました。
    さっそく仙厓さんの本を読んでみようと思います。
    悪因悪果ではなく善因善果を心がけていきます。

    • 副住職 より:

      コメントありがとうございます。
      仙厓さんには色々な逸話がありますので、読まれると面白いと思います。
      善因善果という言葉を聞きまして、白隠禅師坐禅和讃の言葉を思い出しました。
      「心を落ち着ける禅定は素晴らしい。そこから色々な善行が出てくる」
      また、坐禅会で宜しくお願い致します。

  2. 金津美之 より:

    先月末に家内とお邪魔して、ご住職にドウダンツツジの説明を伺いました。
    確かに写真を拝見するとまるで色合いが違いますね。

    • 副住職 より:

      ご夫婦でお越しくださったとのこと、ありがとうございます。
      先月末は、ドウダンツツジはまだ皆、茶色っぽい色をしていたと思います。
      徐々に鮮やかな赤色に変化し、12月初旬まで紅葉が楽しめると思います。
      年々、株も大きくなってきています。
      また、お近くに来られる際は、是非お立ち寄りください。

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