座禅会 目の前のことをしっかりやる

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3月に入り、観音寺の境内では河津桜が開花いたしました。

NHK広島さんが取材にいらっしゃって、住職が出演させていただきました。ご覧になられたでしょうか。

さて、本日は第2土曜日で、恒例の座禅会が開かれました。

初参加の方を含め、22名の方がご参加されました。

たくさんのご参加ありがとうございます!

いつものように25分の座禅を2セットして、茶話会。

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今日の話は、中国唐の時代の禅僧、趙州和尚の「趙州洗鉢」の話を紹介しました。

教えを請う修行僧に、「お粥を食べ終わったか」と聞き、「では、その鉢盂(器のこと)を洗いなさい。」と。

禅の教えは、日常を離れたものでもなく、難しいものでもない。

目の前のことをしっかりとやっていくこと、今のこの瞬間に打ち込んで生きていくことを親切に説いた話です。

一日一日を充実させて生きてまいりたいものですね!

さて来月は、観音寺の境内に様々な種類の桜やミツバツツジが開花している頃です。

来月の坐禅会にも是非お越しください!

バレンタインデー(椿) 皆様お返しは大丈夫ですか?

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2 Responses to “座禅会 目の前のことをしっかりやる”

  1. 西区民 より:

    こんばんは。
    先月参加した者ですが座禅会ではお世話になりました。
    私にとって、非常に得られるものがあったので、お礼の気持ちも兼ねてコメント致します。
    茶話会のとき、お菓子を食べながら拝聴しようと袋に手を出しかけましたが、
    生活の瞬間を集中する、という話を聞いてハッとこれは良くないと気付き、食べないことにしようと思いました。
    お菓子を家に持ち帰り、それを眺めながら姿勢を正し、集中して食べるとこれが不思議とおいしかったこと!
    勿論お菓子そのもののおいしさもありますが、表面的なおいしさとは別の不思議なおいしさでした。
    同様に晩御飯もそうやって食べるとやはりいつもよりおいしく感じました。
    今までテレビを見ながら食事をしていましたが、その日以来いわゆる『ながら食べ』はやめました。
    すると、昨晩何を食べたかは勿論、味まで覚えており集中することの効用が感じられました。
    生活に対する意識も変わり、参加して良かったです。ありがとうございました。

    • 副住職 より:

      コメントをいただきまして有り難うございます。
      座禅会にご参加してくださることも嬉しいのですが、
      その方が参加してみて、何か感じたものを持って帰っていただけたことは、
      より一層嬉しく思っております。
      さらに、禅の教えを日常生活に活かされた素晴らしいご体験も教えていただきました。
      また、いつでも座禅会にご参加ください。
      これからも禅の生き方を参加者の皆様にお伝えできたらと思っております。

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