座禅会 さまたげのない心

Pocket

父の日から始まった「あじさい祭り」も七夕の日で、閉幕いたしました。

今年も沢山の皆様が、あじさい祭りにいらしていただきました。

どうも有り難うございました!

さて、本日は、毎月第2土曜日恒例の坐禅会が開かれました。

初参加の方を含め、20名のご参加をいただきました。

たくさんのご参加、ありがとうございます!

いつものように、25分の坐禅を2セットしまして、茶話会です。

本日の話は、 般若心経の「心無罣礙」の一節について。

「心に罣礙なし。罣礙なきが故に恐怖あることなし。」

仏さんは、心に「さまたげ」となるものが無い。

「さまたげ」となるものがないので、恐れがない。

般若心経は、この「さまたげ」となるものを捨て切っていこうと勧めます。

自分で作り上げた「さまたげ」が、本来の仏さんである心を迷わせてしまいます。

妄想を働かせずに、今を無心に生きていけば、恐怖を増大させることなく、毎日活き活きと生きていけるのではないでしょうか。

その時その時の、目の前のことをしっかりと務めていきたいですね。

このような話をいたしました。

来月はお盆の行事のため、座禅会は休みです。

次は、9月の第2土曜日、その次は、山陽花の寺花法要のため、10月の第3土曜です。

また、座禅会へ是非ご参加ください!

Pocket

2 Responses to “座禅会 さまたげのない心”

  1. ヒグチ より:

    私は苦手な作業をするときついつい『これは面倒だな…』とすぐに取り掛かれません。
    これも『さまたげ』の一種ですね(笑)。
    得意な作業はすぐに取り掛かれますが、その時は余計な事は特に何も考えていないように思います。自らの妄想で『さまたげ』を作ってモタモタしてしまっていたのですね。

    • 住職 より:

      コメントありがとうございます。
      苦手なことをする時は、なかなか気分が乗らないものですね。
      自分自身の「苦手だから、やりたくないな。」という妄想が、頑張ればできることを邪魔してしまいます。
      妄想に取り合わず、毎日、充実した一日にできるよう心がけていきたいものですね。

コメントを残す

CAPTCHA


このページの先頭へ